江副浩正は現在どうしてるの？『リクルート事件』のあのひとは今？

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江副浩正プロフィール
1936年6月12日生まれ
大阪府大阪市出身
東京大学教育学部卒

あのリクルート事件で一躍有名になった江副浩正さんが２月８日都内でお亡くなりになりました。７６歳でした。

江副浩正さんはリクルートの創業者で、１代で大企業に成長させました。
１９８８年に会長に就任されたその年６月『リクルート事件』が報じられ始めました。
１９８９年（平成元年）２月に逮捕され、リクルート事件の裁判は１４年間で開廷数３２２回開かれました。
２００３年（平成１５年）３月執行猶予付き有罪判決を受けた。その内容は限りなく無罪判決に近いものでした。

その後江副浩正さんは執筆家、投資家、慈善事業をされておりました。

リクルート事件について

1988年（昭和63年）に発覚した贈収賄事件です。

未上場の不動産会社『リクルートコスモス社』の未公開株が賄賂として使われました。
この事件は当時の政界・官界に激震が走る大事件でした。収賄側の政治家や官僚、贈賄側の会社経営者が次々と逮捕され日本中がこの事件一色となりました。

リクルート事件は朝日新聞が『川崎市助役へ一億円利益供与疑惑』をスクープ報道し、そのことがきっかけで、リクルートから関連会社のリクルート・コスモス（現 コスモスイニシア）社未公開株が店頭公開前に中曽根康弘、竹下登、宮澤喜一、安倍晋太郎、渡辺美智雄などに譲渡されていたことが相次いで発覚しました。前回の衆院選で引退された森善郎さんもこの株を譲り受け１億円の売却益を得ておられました。

当時私は中学生でしたが、あまりの報道の加熱ぶりに政治家は悪いやつらだなんていうイメージを相当刷り込まれたなーと記憶しております。ロッキード事件、佐川急便事件と並ぶ政界の一大スキャンダルでした。
　あーおそろしい、おそろしい。

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